今日は介護の日になります。
厚労省の公式HPによると「介護の日はいつがいい?」と意見募集し「いい日(11日)、いい日(11日)、毎日、あったか介護ありがとう(原文のまま)」…ということで11月11日になったそうです。
であれば「いい月、いい日」だから11月11日と表記の間違いなんじゃないか、とか思いますが、「いい日いい日」で11月11日だそうです。
そしてこの日を挟んだ前後2週を「福祉人材確保重点実施期間」として、厚労省から都道府県に介護人材開拓の号令をかけ、首都の都県でもさまざまな催しがされています。
インターネット上・オンラインでは千葉県では千葉県福祉人材センターがオレンジランプという映画のオンライン上映会を催したり、東京都は福祉局の人材バンク「ふくむすび」が公式特設ページで介護福祉の働き方などを紹介しています。
東京都の場合、資金力があるので福祉局のPR動画を都内の人口集中スポット、つまり渋谷のスクランブル交差点に多数ある超大型ビジョンや懐かしの笑っていいともでお馴染みの新宿アルタ、新宿駅地下から東京駅八重洲口、秋葉原UDX、池袋PARCO、吉祥寺駅、町田の駅ビジョン、立川の伊勢丹ビジョン、その他たくさんの駅ビルモニター、そして山手線電車の車内モニター広告に1週間大々的に流すそうです。
電通を何億か何十億か儲けさせるイベントになりますが、それだけでなく福祉人材が少なからず集まれば良いのかな、と感じます。
特に東京23区の場合ネックは給与です。
働きに見合う分の報酬が他の職種に追随していかねば無意味であり、都内は他職の賃金がすごく高騰しているから、その中で介護福祉に身を投じるには、金以上の魅力がなければ心が動きません。
国民民主党が打ち出して、自民が乗っかった103万円の壁・打破みたいな地道な政策を各地方公共団体も考えて増やしていってくれたら、「介護福祉PR動画による都内大型ビジョンジャック」よりも有効な求人につながるように思えます。