天皇皇后陛下の長女愛子さまが昨日23歳の誕生日を迎えられたことで、勤務先である日本赤十字社でのお仕事が今朝はたくさんニュースになっていました。
愛子さまの談話でもありましたが、日赤は紛争災害その他で苦しむ人を救う活動をしています。
おととい中野区で行われた日赤中野救護フェスタ(中野区赤十字奉仕団)を始め、救急対策フェスティバルを開いて地域住民に防災を報せる活動もそのひとつ。
そして先日は東新宿にある日赤東京で、都司法書士会と相続遺言セミナーを共催していました。
超高齢社会で日赤が助け舟を出すほど終活分野も災難が頻出しているようです。
ここで日赤が推しているのが「遺贈・相続寄付」の広報です。
初見の民間士業に財産寄付を託したら横領されるのがオチですが、財産特に不動産を国や市区町村に寄付するのは困難です。
赤十字に寄付すれば、最終的には赤十字から民間企業に業務は移譲されるものの民間も赤十字相手に不法行為はしづらいため、公平な処分が予想できます。

そこそこ財産のある独居老人が亡くなると、銀行口座を含めかなりの資産がちゅうぶらりんになります。
日赤の寄付受付は、自分の死後が心配な高齢者ニーズに合致した事業といえます。