群馬の介護施設職員向け安全講習会

( 参考:上毛新聞ー『安全運転で送迎を 介護施設職員向けに講習会』 )

前橋市の交通センターで介護職員への「送迎時・安全運転講習会」が開催されたそうです。
昨年、太田市の国道17号で介護車両乗車中の高齢者3人が死亡したことを受けて交通安全協会が主宰したようです。

県内の多くの土地が直線的で車移動しやすい平地であるため、車生活しやすい反面、運転が単調になりがちで、意識も散漫になるためか、交通事故の多い群馬県。
最近でも伊勢崎市で飲酒運転トラックが反対車線に突っ込んで軽自動車の3人が死亡した事件がありました。
身体の弱った高齢者を送迎する老人ホームやデイサービスの介護車両は、余計に安全維持の訓練は必要でしょう。

また、発車前確認として、車椅子固定やシートベルト高さ調整の方法なども学んだようです。

最近の事故の調査から、「身長の低い子供には大げさに思えてもチャイルドシートが必要」との報道がされています。
女性高齢者には子供と同じくらいの身長の人が多く、そういう人に今まで通りなんとなくシートベルトをつけていたら、事故になった時の責任問題になりますから、こういう講習は老人ホームにとっても有益だと言えます。