ロフト創業者の老人ホーム入退去

(介護ポストセブン(8/13号)より)
ロフト創業者・平野悠さんの介護付き有料老人ホーム入居(+退去)体験を取材した記事です。
ロフトといっても西武がやってたデパートではなくライブハウスの方です。

ライブハウスロフトは、サブカルチャー好きには全国的に知られる超有名イベントスペースです。
昔は新宿2丁目歓楽街に靖国通りを挟んだアングラな場所にありました。
今は歌舞伎町に本部移転され、杉並区の阿佐ヶ谷ロフトや世田谷の下北沢ロフト、横浜その他、多くのライブハウスを展開している老舗の起業家がもはや老人ホーム入居の年齢なのにも驚きます。

内容は、「6,000万円の入居金を払ったが、退屈すぎて2年ももたず退去した」というもの。
要介護であっても自立に近い心身のシニアにとっての、介護が行き届いているほど感じる、老人ホームがもつ、時間が止まったような空疎な日常の堪えがたさが書かれています。

記事末でご本人がインタビュアーに「シェアハウスだったらまだマシだったかも」と答えています。これから家族の施設入居を考えている人には参考になりそうです。