(参考:臨床ダイジェストー『格言「ほとんどの超高齢者は、服用をやめると体調が良くなる」の賛否は?』 )
医療専門サイトのリサーチ結果記事です。
「薬をやめると体調が良くなる」という格言があるらしく、この格言の支持率を調査。
結果:賛成31.8%、反対21.9%、どちらでもない46.3%
記事自体では中立の立場を取っています。
当社の老人ホーム紹介は、東京都内在住の人を群馬や茨城・栃木に案内するのがベースですが、交通量の多い23区内に住んでて「超・徘徊癖」があり家族が心配でならなくて群馬や茨城を選ぶケースがあります。
そういった方の場合、地方の老人ホームは入居者の散歩や買い物を制限しない、おおらかな施設が多いため、夜の睡眠剤や認知症を抑えるお薬だけは欠かせません。
でも、都内在住の時点で、明らかに薬を処方され過ぎているシニアもいます。
特に独居で生活保護を受給している高齢者には、10数種類の薬を処方され、服用せずに貯めこんでいるケースが多くあります。
こういった場合、入居後、ケアマネジャーがホームの提携クリニックに対し、東京でのかかりつけ医から提供された診療情報提供書について、「この人だったら、この薬は様子見でいいんじゃないか?」と進言してくれるホームもあります。
薬が少なくなると、高齢者本人も精神的負担が減ること以外に、施設職員さんの服薬管理が簡素化できたり、ほんとに飲まなきゃいけない重要な薬の飲み忘れを防止することができる、とのことです。