(zak zak by夕刊フジ8月18日記事より)
記事では、高齢者の転倒がその後の要介護等への関係性があることを懸念。
公立大がこの転倒リスクを割り出す評価ツールを開発したと書かれています。
この評価のためにリサーチする、「転びやすさの要因を探る質問項目」があるのですが、これが高齢者ばかりでなく、50代以上にもリスクが潜んでいることを暗示しています。
質問項目とは、「昨年より健康でない」、「5年近く運動してない」、「1年以内に転んだ」、などなどダイレクトに転倒につながりそうな事以外に、以下のようなことも。
- 目を開けても片足立ち時間が短い
- 椅子から手を使わずに立ち上がれない
- 今日の日付が分からない時がある
- お茶や汁物などでむせる
高齢者でなくとも、普通に感じる日々の【衰えあるある】がそのまま転倒リスクになるかも知れません。
この評価ツールは「CARF(カーフ)」と呼ばれます。
※ CaRF(Calculation tool for Predicting the Risk of Falls within the next year=1年以内に転倒する確率を推定する転倒確率評価ツール)
これにより転倒リスクを確認し、医療地域連携で転倒予防やケアにつなげる、という目的のようです。