定年前後に筋トレすると良い、という記事

(参考:ヨガジャーナルオンラインー『1年間のレジスタンス運動で、4年後も脚力が維持できる!』)

高齢者、特に女性が健康のための関心事として人気のヨガ専門の最大手サイトの記事です。
デンマークの大学で研究された、「仕事の定年時に筋トレをしとくとその後の足腰の衰えをカバーできる」といった考察を紹介しています。

記事内での【レジスタンス運動】とは、腕立て伏せや腹筋などの「自重トレーニング(自分の体重以外何の負荷もないトレーニング)」に対するキーワードです。
ひらたくいうと、バーベルやダンベル、100均で売っているラバーチューブなど、何かしらのアイテムを使ってトレーニングすることをレジスタンス運動と呼びます。

老人ホームに入居する人の傾向として、家族が「とにかく体力落ちて家の中でケガするのを見守り切れない」というのがあります。
訪問介護を入れても24時間見守れるわけではないので、家族、特に老々介護の場合は面倒見切れないから、老人ホームへ入れたいという。

今まで仕事で動き回っていた男性が定年退職して、家や公園でボケーっとすることが多くなると、一気に体力が落ちます。
「定年前後にレジスタンス運動をしとこう」というのは、この減退に抵抗する環境を意識して作っておこう、というまっとうな考え方です。
それが大学の研究によって証明されたということになります。

高齢者施設入居に頼らず、最低限の在宅介護で暮らして行こうとするなら、早めにジムなどに入会して、筋トレを始めておくのがベターでしょう。

女性ならば、サーキットトレーニングで効率的にトレーニングするフィットネスクラブチェーンのカーブスがどこの田舎に行ってもありますし、男性でも普通のジムに今、シニアコースがあります。
東京都内であれば、シニア専門のセカンドライフジムとかシニアフィットネスとかがやたらとありますので、きっかけに困ることはないでしょう。