( 参考:日テレ(福島中央テレビ)ー『高齢者や障がい者も自分のペースでゆっくり買い物を』 )
リンク先の日テレサイトには、スーパーでスローショッピングを実践している1コマが数十秒の動画で紹介されています。
この取材動画で紹介しているのは、買い物する高齢者に【ボランティア】が付き添い買い物補助するスタイル。
試験的にやってみた、というのを動画紹介しています。
スローショッピングは日本ではあまりなじみがありませんが、10年くらい前にイギリスで「週一」のイベント的に始まったものです。
大して買い物をしない認知症高齢者一人一人に、人件費の発生する店員さんを毎日無料で付き添わせていたらスーパーは倒産するので、「週一イベント」が妥当なのかもしれません。
訪問介護・介護保険の業務上のしばりがあり、認知症シニアに介護スタッフが気楽に買い物同行できないため、このスローショッピングは店舗内では役にたつでしょう。
ただ、スーパーに行くまでの交通トラブルのほうがシニアには何倍もリスクです。
今、児童に関しては、朝夕の小学生登下校を見守るいわゆる「緑のオジサン」の他に、地域の有志が登下校時間帯にわざわざ庭に出て草むしりしたり道の掃除などをしたりしながら、小学生登下校を見守る「ながら見守り」という方法が東京都内でも浸透してきています。
シニアに対しても、この手の「ながら見守り的」な形での地域コミュニティの支援を行政が先導してやってくれたらよいかもしれません。