( 参考:タウンニュースー『通いの場で社会参加を』 )
神奈川県厚木市で民間事業者が、市の「通いの場開設交付金」を利用して、デイサービスよりも敷居が低く通いやすいシニアの憩いの場を運営されているという記事です。
厚木市公式サイトによると通いの場開設交付金は以下のように紹介されています。
( 参考:厚木市公式サイトー『通いの場開設交付金のご案内』 )
交付金は厚木市内で高齢者の介護予防等に資する活動を新たに開始する宗教や政治に関係のない団体に交付してくれる。
鑑みると、市のコミュニティ講座と民間のデイサービスの中間のような媒介を立ち上げられて、これを市が公式に認めてくれるということのようです。
デイサービスに通うのを「年寄扱いされたくない」と毛嫌いするシニアにとって、市のコミュニティセンターや図書館に通うのと同列な「老人ぽさ」がない場に感じるでしょう。
これは、親にデイ通いをしてもらえない在宅介護で苦労する家族や身寄りなしの独居老人にとって、より介護サービス外に近い、お得なサービス提供になりえます。
利用シニアが10人程度でよく、市の公認を得て、地域包括支援センターや社会福祉協議会と連携できる、中小の介護事業者にとってメリット有る新規事業支援策といえます。