( 参考:時事メディカルー『ロコモ、要支援・要介護の原因1位~兆候に気付く、ロコトレが大切~』 )
ロコモティブシンドロームを早めに予見し、トレーニングを実践して認知症や要介護になる予防をしましょう、という時事通信の記事です。
老人ホーム探しをするシニアの半数は、次のような状況の高齢者です。
- 入院が続きADLが下がったことで、医療連携室の相談員さんが「在宅困難」と判断し施設探しをしてくれるタイプ
- 運動不足から買い物もキツくなり部屋で衰弱してるのを地域包括支援センターの職員さんが心配し老人ホーム入居をすすめるタイプ
他にも色々とADLが下がって在宅困難になり、老人ホームを紹介するに至るわけですが、「運動不足で筋力低下」がこのタイプの施設入居の原因の100%です。
記事にあるような毎日のロコモトレーニングまではできなくても、とりあえずNHKの朝の5分間体操がやっている日は、テレビを見ながら真似してみるくらいの努力ともいえないレベルの習慣を身につけないと、年取ってからの筋力低下にあらがえません。
この辺りは、1人で在宅生活で鬱々としている人より、デイサービス等に通って、日々のルーティンに「軽い運動」を取り入れている人の方が元気で若々しいことが、証明しています。