( 参考:保健指導リソースガイドー『嚥下機能が低下した高齢者は睡眠の質も低下』 )
嚥下障害と睡眠の質との関連を紹介した記事です。
誤嚥性肺炎という恐ろしい死因にもつながる嚥下障害。
食べ物や飲み物を飲み込むのに苦労するこの症状が、実は睡眠の浅さにもつながるという研究結果についての取材記事です。
身近なものに照らしてみると、老人ホームで真夜中やたら咳き込む人は眠りが浅く、食事のさいも汁物などを喉に詰まらせがち、というのも上記の研究結果に類似しています。
眠りが浅く日がなボーっとすることが増えれば、フレイル、つまり体重減少、疲労蓄積、運動能力・歩行速度などの低下につながる悪循環に陥るということです。
残念ながら記事には肝心な「嚥下障害の克服方法が書かれていませんが、要はデイサービスで食事前にみんなでやるような口腔ケア体操などをキチンと習慣づけてやることが、大事なのでしょう。