コロナ禍で激増しスタンダードになった「リモートワーク・在宅勤務」というワークスタイルについて、いくつかのシンクタンクが研究・検証・結果公表し、その可否・メリットデメリットを紹介しています。
上記は、東京都を中心に首都圏在住勤労者に対するアンケート結果です。
通勤に車を利用せず、「徒歩+電車」が主流の東京都民であるから、リモートになった時の「歩行数減少」が顕著なのはわかりやすいところ。
通勤時間がなくなって時間が余ったといっても頭脳労働をしているわけで、休憩時間にフィットネスするほど楽な仕事ではないだろうから運動不足になるのも当然。
メーカーはリモートワークの健康面支援がビジネスになると多くの新商品を開発しています。
リモートワークが一般化し、介護離職せずに働きながら親の介護をするケアラーも増えたそうです。
介護離職は本人にとっても雇う側にとっても損失ですので、これが減ることは経済にもいい影響がでるでしょう。
ただ、リモートワークで在宅しているからと親の介護を一手に引き受けてしまうと疲労が想像以上に蓄積します。
自分は家にいても、親には日中、デイサービスその他で外出してもらって、ずっと一緒にいる時間を減らしたり、訪問介護サービスを利用して、自分がする親の介護は最低限にしておくなど、無理のない在宅介護環境を作ることが大事です。