( 参考:NHKニュースー『65歳以上の高齢者、働く高齢者。いずれも過去最多に』 )
2024年9月時点で日本の65歳以上シニアは3,625万人、総人口の29.3%です。
総務省の労働力調査では働くシニアは914万人、就業率は25.2%。4人に1人は働いている計算です。
老人ホームを紹介するためにする事前面談では、80歳台の人でも「働きながら住めるシェアハウス的な老人ホームはないのか?」とたずねられることが多々あります。
また、病院の退院調整(医療連携室の相談員が退院後に在宅生活は困難と想定する患者に介護施設入居を勧める口添えのこと)で、老人ホーム探しをするシニアの殆どは、入院直前まで労働していることが多いです。
このNHKニュース映像でも、「総務省は『人手不足により高齢者が活躍する場は増え‥‥』としている。」と締めくくっています。
知人にも、年金金額や保険料・税金その他の計算上、働き過ぎて影響出ないようしつつ、まだまだ頑張れると言っているシニアたちは多いです。
老人ホームや訪問介護で職員が高齢化していることを嘆く報道も多いですが、「元気老人増えた」とポジティブにとらえたほうが良いことがありそうです。