( 参考:yahoo!ニュース(朝日新聞)ー『介護施設で虐待、マッチングアプリで「日雇い」職員』 )
記事によれば、この介護士は6~7月に入所者2人への暴行容疑で2度逮捕され、執行猶予判決をもらって、「もう介護職はやらない」と述べたそう。
記事にしている事件は、排泄介助しているこの介護士を先に入所者がたたき、直後に介護士が男性の体を押してケガをさせた、とのこと。もう一件の内容は書かれていません。
ここが認知症グループホームとはいえ、認知症は関係なく、最近すぐに手を出したり怒鳴ったりする高齢者が増えました。
この介護士はこのグルホではマッチングアプリ雇用による日雇いバイトだったけど、介護福祉士資格も持っていて、介護経験は9年も。
人材不足の折、せっかくアプリ仲介で雇えた経験者をこういう結果で失うのは介護施設側も辛いことです。
3日間だけ同行研修したようで、もう少し同行を続けられればとはいえ、人手不足。そもそも人材枯渇が理由でアプリ仲介の日雇いバイトで即戦力介護士を探したわけです。
介護職のマッチングアプリは、有効活用している隙間バイト志願者の主婦介護士も雇う老人ホーム側も、両方が重宝しているなかなか有益な仲介媒体です。
こういう事件を無くすには、やはり高齢者介護施設やサービスにもう少し公的資金を注入してもらうしか、もう方法はないように思えます。
日当があと5千円高ければ、また他の業種よりも優遇される政策が施行されれば、高齢者施設の雰囲気も変わるでしょう。