( 参考:LIMO Life&Moneyー『岸田首相、年金世帯等に追加給付金を検討。』 )
記事によると、岸田首相が秋に年金世帯に給付金を追加支援するそうです。
低額年金受給者向けに、上乗せ支給される【年金生活者支援給付金】という制度があります。
弊社では、東京都内23区に住む低額年金受給者で在宅困難なかたに地方の割安な老人ホームを紹介しています。
同じ関東の地方、つまり群馬や栃木・茨城の老人ホームでは、年金月額10万円、場合によっては年金上限8万円以内のかたでも、入居させてくれることがあります。
しかしながら、年金月額が6万円以下だと入居させたら完全赤字というより、医療費なんかは施設経営者の「自腹・持ち出し」になってしまうので、入居は無理です。
東京から転入してきた人が生活保護申請をしても、ほぼ通りません。
これは、群馬でも茨城でも各自治体の福祉事務所の方が、断固として、拒否しますし、その「地方は東京の無年金者らの受け皿じゃないんだ」という理由も分かります。
なので、年金が少ない人は、都内での在宅を甘受しなければなりませんが、在宅介護であっても23区で暮らすには6万円の年金では苦しいところがあります。
そんな時に、年金生活者支援給付金が役に立つことがあります。
年金生活者支援給付金は老齢・障害・遺族の各年金を補足する3種類があります。
とはいえ、1万円にも満たない金額なので、「医療行為」が必要な人には焼け石に水であり、シンプルに生保申請したほうが良いかも知れません。
日本年金機構へ年金生活者支援給付金請求認定の手続きをすれば、今までの年金の受給口座に上乗せして支給してくれます。
逆にいうと、請求手続きが必須であり、ほっといて自動追加になるわけではないので注意が必要です。