週刊誌女性自身サイトで、高齢者にてんかん症状が増加中という情報が紹介されていました。
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「てんかん=乳幼児がかかる病気」のイメージが強かったので、〝記事に60歳以降増加し70代で急増する、70代の発症は0歳児の次に多い〟という話に驚き、このてんかんが〝医療機関でも的確に診断されないケースもある〟ということにさらに驚きました。
住宅型有料老人ホームも受入れ間口を広げていて、昔ならグループホームか特養しか行き場がないと家族も諦めていた認知症高齢者でも入居が可能になっています。
普通の老人ホームでも介護士さんらは、認知症の方の扱いに熟達し匠の域に入っているので、若いスタッフの仕切るグループホームよりはかえって頼りがいがある存在になっています。
しかしながら、上記記事に書かれている〝てんかんと認知症は医療機関でも区別困難+てんかん増殖中〟が事実だと、けっこう問題です。
東京都内だと認知症専門クリニックが多数ありますが、田舎はそうでもないので専門じゃない近所のクリニックで見てもらいます。

東京の高齢者に群馬や茨城の老人ホームを紹介するさいは、本人御家族に「かかりつけ医の診療情報提供書」を作成してもらいます。
群馬や茨城の老人ホームに入ってすぐ、この情報を元に必要な医療機関へ連れていって薬の処方などを引き継ぎます。
ここで、専門じゃない田舎の医者に間違った診断をされ、それが癲癇と認知症の取り違えがあると、全く違う病気であるため面倒です。
理研公式ページにそれが詳しく紹介されています。
老人ホームの介護士さんケアマネさんは医者の見立てを信じて動くので、間違った薬を飲み続けることになったり。
(このての誤診は別の病気の処方で実際ありました)
身寄りのない独居シニアなら運まかせしかありませんが、家族がいる場合、親の諸症状について、ちょっと気を配る神経を多めにした方が親孝行につながるかもしれません。